第13回通常総会、感謝の会を開催しました!

2019年06月11日

2019年5月30日、品川プリンスホテルにて、「第13回通常総会」及び「感謝の会」が開催されました。

 *    * 総会 * *

 

総会は、会員総数297名のうち出席者241名(当日出席者81名、委任状出席160名)となりました。
第1号議案 2018年度事業報告・収支計算について
第2号議案 法人解散について
第3号議案 清算人の選定について
第4号議案 残余財産の処分について
全ての議案について、審議の結果、全会一致で可決されました。

*    * 感謝の会 * *

山下理事長より、開会の挨拶を行いました。

 

「13年前に、山下研究室の半分をつかって立ち上げたNPO。恩師の佐藤宣践先生が展開されていたリサイクル柔道衣活動を受け継ぐ形で活動を開始した。それから、我々が想像した以上に、多くの方々、企業の皆様に支援をいただいた。それにより、多くの事業を行うことが出来た。
外務省、国際交流基金、JICA、講道館、全日本柔道連盟、東海大学など、多くの方のお力をいただき歩んでこられた13年間。柔道を通した日露の交流、あるいは中国青島、南京での柔道館開設、イスラエル・パレスチナへの指導者の派遣及び指導者・選手の受け入れ、また世界の国々の指導者を受け入れたコーチングセミナー。一つ一つの事業が自分にとっては大きな財産になった。柔道教育ソリダリティーは、本日で活動を閉鎖するが、その精神はこれからも続いていく・・・。そう願っている。
 全日本柔道連盟会長として、全柔連で出来ることは限られているが、多くの柔道関係者を巻き込んで、柔道を通した国際支援、交流を行っていきたいと思っている。可能であれば、他のスポーツも巻き込んで行っていきたい。去年の平昌五輪のスピードスケートの小平選手、イ・サンファ選手のような交流を日本のスポーツ界でも大切にしていきたい。
 私の教え子である井上康生氏が、この4月から新しくNPO法人JUDOを開設した。今年の1月に、私の所に井上先生が来て、全柔連でもやられるとは思いますが、NPO法人でしか出来ないこと。井上康生後援会を発展的に解消し、それを受け継いでいっても良いですか?と話した。
本心では、涙が出るほどうれしかった。嘉納先生の精神、松前先生の精神、柔道を通して世界の国々を繋ぐこと。それを通しながら柔の心、和の心、日本の心を広めること。「戦う相手は敵ではない。柔道で最も大切なものは相手に対する敬意、尊敬の気持ち。本当の真の柔道家は、柔道で学んだことを生かしてより良い社会作りに貢献することである。
これからも嘉納先生、松前先生から学んだことを大切にし、私も他の人たちと共に、NPOは閉じるが、違う形で志を受け継いでいきたい」と話した。

次に元防衛大臣の小野寺五典氏より、祝辞をいただきました。

 

「山下理事長に2つの点でご恩を感じている。1つ目は、地元宮城県で山下理事長の名前を冠した大会をずっと開催していること。そこで育った子ども達は、「心技体」大変すばらしく育っている。東日本大震災で被害にあっても、不屈な気持ちで、今でもしっかり頑張っている。それは、柔道を通じて、山下理事長の教えを通じて、素晴らしい世代が育っていることだと感じている。そのことに感謝したい。
2つ目は、外交についての感謝。私が十数年前に、外務副大臣をしていた時、日露の関係の改善が私の重要な役目だった。その時、山下理事長を頼り、森総理よりご紹介いただき、日露のパイプを作ることが出来た。それは、日本として、感謝している。皆さんもご存知のとおり、プーチン氏は山下理事長を本当に尊敬している。そして、その流れは現在の安倍総理にも受け継がれている。
今日は、山下理事長を支えてこられた方々が来られている。私と同じように山下理事長との関係を一つ一つ続けてこられたと思うが、山下理事長の新しい旅立ち、もっと大きなお役目への出発ということで、お祝いをいたいと思う。
柔道の山下から、日本のスポーツを代表する山下へ。そして世界を代表する山下へとなっていくことを心から確信し、お祝いの言葉としたい。おめでとうございます」


講道館長上村春樹氏より乾杯の挨拶

 

「柔道教育ソリダリティーの13年の活動を閉じ、これから井上先生に引き継がれると言う新たな展開、本当にお疲れさまでした。そして、おめでとうございます。嘉納治五郎師範が掲げた柔道を通じた青少年の育成、世界平和への貢献、それを正にやっていただいた。これまでの功績と栄誉に敬意を表するとともに、関係者の皆様のさらなる活躍と山下理事長の活躍を祈念し、乾杯いたします」

特定非営利活動法人JUDOsを開設した井上康生氏より

 

「柔道教育ソリダリティーの13年間の活動、山下理事長、それを支えてこられた、光本さん、小澤さん、多くの支援者の皆様、本当にお疲れさまでした。柔道教育ソリダリティーの活動は、国内外を含め、多くの方々に希望や夢を与えたように強く感じる。
私自身もロシア、イスラエル・パレスチナ、南京、上海、アメリカのアナポリスなど多くの事業に関わらせていただいた。私自身は、柔道一筋で来た、勝負一筋で生きて来た人間だったので、新しい世界を見て、柔道とはこういう力があるのだ。こういう世界が、価値観があるのだと思わせていただいた。
私自身4月にJUDOsを立ち上げ、皆さまから「よくやった」「がんばれ」と言っていただいている。今日も感謝の会に参加させていただき多くの応援をいただいた。お声かけをいただく中で、少しだけ失敗したと・・・。2020が終わってからに、すればよかったなと思っております(笑)しかし、やると決めた以上は、しっかりと覚悟を決めて、青少年の健全育成や国際交流などやっていきたいと思っている。
今日感じたことは、山下理事長、その他関係者の皆様の精神、そして支援されている皆さまの精神をしっかりと引継ぎ、形に残していき、皆さまから「よく頑張ったな」と言っていただけるような活動をしていきたいと思っている。

 

特定非営利活動法人JUDOsのスタッフが紹介されました。

新しく設立されたJUDOsのホームページは、こちら!

 

その後、NPO法人柔道教育ソリダリティーこれまでの歩みの映像を見ていただきました。製作は、2016年よりコーチングセミナーを密着取材して下さっていた永田修氏が行いました。

  

 中国青島友好柔道館の除殿平館長より、NPO法人の設立から間もない2006年から続いた本法人との関係、2007年に中国で日中友好柔道馆が初めて設立されたこと。
青島柔道館へ12年間渡り、山下先生を始め橋本先生、柏崎先生、光本先生達により多くの優秀なコーチや学生を派遣して頂いたこと。現在の青島には、数千人の子供たちが、この柔道馆を通じ、柔道の教育を受け、一つのスポーツとしてだけではなく、「精力善用」「自他共栄」の精神力を養っていることなど。感謝を述べられました。

  

 英国シェフィールド大学講師Mike Callan(マイク・カラン)氏からも日本語で祝辞をいただきました。通訳として壇上に上がった山口輝義氏が、マイク先生が柔道教育ソリダリティーへの感謝の言葉を日本語で話すことを事前に聞いていたそうです。

 

そして、消費者庁長官の岡村和美様より挨拶をいただきました。

最後に橋本敏明副理事長の挨拶で感謝の会を終了しました。

皆さま、13年間、本当にありがとうございました!