山下理事長をサンクトペテルブルグへ派遣しました!

2013年04月16日

この度、3月14日から17日まで山下理事長と本NPO法人ロシア交流担当の浅井信幸をロシア

モスクワ市とサンクトペテルブルグ市へ派遣しました。

以下、浅井信幸からの報告です: 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 

山下理事長と3月14日から17日までロシアを訪問しました。


プーチン大統領の柔道恩師として知られ、当NPOとの交流を続けている

アナトリー・ラフリン先生の道場を訪問し柔道教室を行いました。

【3月15日】
 山下理事長は2月28日にパネリストとして参加した日本・ロシアフォーラムのロシア側主催者である

ロシア新聞の取材を受けました。柔道の哲学、ロシアの柔道や他のスポーツ選手、サンボ、レスリングの

五輪競技残留、などにつきインタビューがあり丁寧に答えました。

【写真は取材模様】

在ロシア日本大使館の原田親仁大使の昼食会に招かれ、

スポーツを通した日露友好親善交流について意見交換しました.

【左 原田大使】

ロシア側からは当NPOのカウンターパートであるシェスタコフ氏等が招かれ、

昼食後に2月2日に行われたプーチン大統領杯サンボ選手権大会のPUTIN CUPを

プーチン大統領に寄贈するために柔道のチームメートであった同氏に手交されました。

【左 シェスタコフ氏とPutin Cup】

 ロシアオリンピック委員会(ROC)元副会長で国際サンボ連盟FIAS名誉会長であるチホミロフ氏の

誕生会に招かれました。オリンピック委員会一階レストランに集いROC幹部、

サンボ関係者、五輪チャンピオン、議員、軍、警察関係者など約120名で祝いました。

【右 マイクを持ってるチホミロフ氏】

その席で、山下理事長はオシェプコフ生誕120周年記念式典、

プーチン大統領杯サンボ選手権大会開催などでロシア国技サンボを日本で普及させていると

その功績を称えられ、チホミロフ氏、国際サンボ連盟FIAS会長でもあるシェスタコフ氏によって

表彰されました。

【右 ベラルーシ柔道連盟会長ヤブリンシェフ会長】

受賞のスピーチに会場は拍手に包まれ、ROC幹部からは

「山下さんはロシアの真の隣人、友人だ。我々は、2020年東京五輪招致を支持したい。」

との声が上がりました。

【3月16日】
 モスクワからペテルブルグ行の予定の便が欠航になり、変更の便も大幅に遅れました。

また、ペテルブルグでは荷物が出てくるまで相当時間がかかり

久しぶりにロシアらしい一面を見ました。しかし、それが久しぶりにと感じるようになったのは

明らかにロシアが変わっているということでしょう。

【在サンクトペテルブルグ日本領事部の山村嘉宏総領事主催夕食会】

山村総領事は当NPOのロシア交流事業開始から今日まで、

外務省ロシア交流室長として事業を陰で支えてくださった方で

今回は総領事として私たちを招いてくださいました。

ペテルブルグはプーチン大統領の出身地であり今後の日露関係で重要な地であると思います。

ロシア側からはラフリン先生、息子のミハイル、ヴォストリコフ氏等が参加しました。

これまでの、NPOのロシア交流事業を振り返るとともに今後の交流について意見を交わしました。

【3月17日】

【左から 浅井信幸 山村サンクトペテルブルグ総領事・ラフリン先生・山下理事長・ワレリー氏】

ラフリン先生道場 柔道マスタークラス(柔道教室)

【ラフリン道場の子供達と】

子供から青年まで選ばれた約40人を対象に山下理事長による柔道教室が行われました。

この道場は国家により建てられたものでラフリン先生が運営しています。

道場が2か所、トレーニングジム、プール、20人の宿泊施設を含みます。また、

この道場は技を磨くだけではなく柔道を通じた人間つくりを目指しています。

この道場から柔道の心、和の心を発信したいとラフリン先生は願っています。

その表れとしてラフリン先生の執務室へと続くメイン通路の壁に掲げられている写真が物語っています。

右から、ラフリン先生、アンドレーエフ氏、プーチン大統領、嘉納治五郎先生、

松前重義総長、山下泰裕理事長であります。それぞれには掲げられている理由があります。

ロシア側のラフリン先生は説明いらないでしょう。

アンドレーエフ氏はソ連柔道初代ヘッドコーチ、

プーチン大統領はラフリン先生の最高の教え子のひとりと言えます。

日本側に目を移すと、嘉納治五郎先生は言わずと知れた柔道の創始者であります。

松前重義博士は東海大学の創始者で冷戦時代にもソ連とスポーツ、

学術、文化、芸術を通した民間交流を行っていました。

また、国際柔道連盟会長時代には女子柔道の国際発展に力を注ぎ、

オリンピック種目に採用さました。

ラフリン先生はロンドン五輪までロシア女子ナシュナルチームのヘッドコーチを務めていました。

山下理事長については、ラフリン先生がこの道場で行う柔道を通じた人つくりのお手本であるとのことです。

最強の柔道家ではなく最高の柔道家を目指してほしいとのことです。

願わくは、山下理事長のように最強で最高の柔道家を育てたいとのことでした。

さて、その道場で行われた柔道教室は整列から礼で始まり、山下理事長から記念品が渡された。

  

ラフリン先生にはNPO柔道衣、山村総領事、ミハイルにはNPOバック、

ヴォストリコフ氏には井上康生先生DVD教本が手交された。

また、参会者へのピンバッチを、全員を代表し男の子が受け取りました。

  

準備体操のあとに、山下理事長より大外刈、大内刈、内股、寝技の指導がありました。

その後、参加者の乱取を数本見学し整列し礼をしたあと、一人一人に握手をし柔道教室を終了しました。

 その後、TV数社のインタビューを受けてスポーツニュースとして放送されました。

取り上げられたものは、-ロシア柔道はロンドン五輪で活躍したが、さらにこんなに秘密を教えていいのか?

-そのことよりも柔道を通じて日露友好関係が更に発展することが大切だ。という部分でした。

また、ロシアでレスリング五輪残留活動をしている団体にインタビューを頼まれた。

五輪チャンピオンでプーチン大統領も尊敬する山下理事長の言葉がほしいと依頼がありました。

レスリンは伝統があり世界の多くの人から愛されてる、その五輪競技残留のために日本、

そして世界中で活動がなされている。そのことをしっかりIOC委員に伝えていく必要がある。

私、個人もレスリングが五輪競技に残ることを強く望んでいると答えました。


 
 ラフリン先生の道場にはロンドン五輪優勝者の道衣が展示されています。

門下生の目標とするところの山下理事長の柔道衣をいうラフリン先生の希望に快く柔道衣を寄贈しました。

その後、山下理事長とラフリン先生で次の事業の打ち合わせがなされました。
 
 山下理事長は18日の全日本柔道連盟理事会出席のために道場から空港へ向かいました。

私は翌日、関係者と多くの情報、意見交換をして帰路につきました。

ここに記載しない面談等もありタイトなスケジュールでしたが、

「柔道・友情・平和」のミッションに立った日露交流事業も広がり見せ、

NPO招聘事業で来日し東海大を中心とし各方面でお世話になっている

カーチャ、エレーナ、そしてすでに帰国しているフォローラがこのミッションに加わることを期待しています。

最後に、この訪露もお世話になりました三井物産の本社、現地の方々に心よりお礼申し上げます。

NPO柔道教育ソリダリティー
ロシア交流担当 浅井 信幸