石巻柔道教室に参加した今野君からのレポートです。

2011年11月26日

柔道教室に参加して

           東海大学体育学部武道学科 今野太喜

 私は11月5日に東日本大震災の復興支援ボランティア活動の一部として開催された宮城県石巻少年柔道教室に参加してきました。私は宮城県出身で、地震が起きてから一回も帰省しておらず、どれだけひどい震災だったのか実際には目で見ていなかったため、状況がよくわからないでいました。今回の柔道教室を通して自分の故郷がどのように変化してしまったのか、自分なりに感じとりたいと思いながら帰省いたしました。実際に帰省して会場まで移動しているとき、道端のいたるところにヒビが入っていたり、何かの残骸の山を見かけ、自分が思っていたものよりも大変なことが起きていたのだと、感じました。会場ではたくさんの子供たちが待っていて、山下先生や井上先生の姿を見るとみんな嬉しそうな顔をしており、子供たちの元気な姿を見て少しホッとした自分がいました。そのときの写真がこれです。

 

 

保護者の方々もたくさんいてとても被災にあった地域とは思えないほど活気がありました。柔道教室の合間にいろいろな方々と話す機会がありましたが、中には家や車などが流されて大変な思いをした人もたくさんいて、自分の家が無事だったのは奇跡に近いものだったのだと、感じました。今回の柔道教室を通して自分の考え方を変える出来事が多く、被災された方々を少しでも勇気づけられるように行ったのですが、自分も気持ちの面で大きく成長できたものになりました。大学に通いスポーツができることは、当たり前といった考えは間違っており、被災して大学に行きたくても行けない人たちがいることを考えて、私たちは大学に行かせてもらえているだけ、幸せなことだと、感じました。これからの大学生活は、もっと親に感謝の気持ちを持って今回の体験を活かし、自分にできることは精一杯頑張って有意義な生活を送っていきたいです。