第10回講演会を開催しました。

2011年06月05日

井上康生氏を講師に迎え、第10回講演会を開催しました。

演題は

『井上康生先生 英国帰国報告 -2年間の留学を語る-』

会場の国際文化会館(別館講堂)には、80名以上の聴講者にお集まりいただきました。

席が足らなくなり、急遽予備席を設けていただきました。

初めに、山下理事長から2010年12月に行ったイスラエル・パレスチナ柔道少年の招へい事業

について報告がありました。

次に、橋本副理事長より2010年12月に訪問した「日中友好南京柔道館」の交流報告がありました。

井上康生氏は、2009年1月から2011年1月までに日本オリンピック委員会から英国に派遣され、

スポーツ指導者海外研修員として研修した2年間について、報告を行いました。

研修はエジンバラ柔道クラブとロンドンにある武道会を中心に行いました。

現地では日本的な柔道と英国の柔道は本質的に違いは無いが、 

コーチングに関しては、各選手がそれぞれ自分で考え、実行していくという違いがあったと話しました。

正にコーチとして貴重な異文化交流をしてきたようです!

留学中に20カ国以上の国を訪れましたが、特にNicolas Gill氏とカナダで再会した際、

「選手時代は、ライバルだった。でも、柔道に対する心は一緒だった。

これから柔道の発展のために、お互いに力をつくそう!」

と、心と心の交流をしたことを紹介してくれました。

 また、2010年7月、山下理事長と訪れたイスラエル・パレスチナで、

両地域の子供たちの中に古くからの確執があるのがわかったが、一緒に柔道を行ってういくうち

少しずつそれが溶けていく様子に、「柔道が平和に貢献できると実感した」と話しました。

今は、どのような指導者になればいいのかは、模索中だが、

今後、自分自身を高めて行きたい。そして、指導をする中で皆と一緒に成長し、最強の柔道家ではなく、

最高の柔道家を目指したい、と抱負を述べました。

そして、このような活動ができるのも家族の理解があってこそできる、

と、ご家族への感謝も忘れずに、講演会を締めくくりました。

今忘れがちな家族への感謝、そして愛情について、参加全員が改めて感じたことだと思います。

最強の金メダリストの素敵な、そしてやさしい一面を拝見できました。

 

講演会の後は、交流会を開催しました。

【写真左から 王華さん、白瀬英春東海大学女子柔道部総監督、徐殿平、時峰さん】

講演会・交流会には「日中友好青島柔道館」の皆さんも参加して下さいました。

交流会で挨拶して下さった岸本周平衆議院議員

本法人、ロシア担当浅井信幸氏は、

本法人がロシア柔道を支援するきっかけとなった話をして下さいました。

日中友好青島柔道館の皆様と記念撮影!

2011年度の事業はすでに始動し始めています。

これからも皆様のご理解とご支援の元、本法人はしっかりと足を地につけ、私たちの目指す

『柔道・友情・平和』を目指して邁進する所存です。