マダガスカルにいる渡辺君からメッセージが届きました。

2011年01月14日

♪ ♪ マダガスカルにいるJICA柔道隊員の渡辺君から新年のメッセージが届きました ♪ ♪

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NPO柔道教育ソリダリティーの皆様 

2011年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。


新年のご挨拶、遅くなって大変申し訳ありませんでした。
 
昨年はリサイクル柔道衣を送って頂きまして本当にありがとうございました。

生徒や関係者もみんな大喜び、今も有効に使わせて頂いております。
 
こちらは現在、日本とは逆の真夏で、僕の任地では連日猛暑が続いております。

こちらでは年末、マダガスカル柔道連盟主催のマダガスカル選手権大会がありました。

僕のとこの生徒は、12人出場してほとんどが1,2回戦負け。

1人決勝に進んだものの、技ありを先取しておきながら、残り40秒で一本負けしてしまいました。

きっと気持ちが受けにまわってしまったからでしょう。動きが守りに入っていました。

前に出て攻め続けろとアドバイスしましたが、相手の勢いに逆転負け。

他の期待していた生徒も、一分半を過ぎると疲れが目立ち、実力を出せないまま負けてしまいました。

体力が足りないと痛感させられました。勝負の世界は厳しい。

でも、生徒にとってはこれがモチベーションに繋がりました。

もっと厳しい稽古をしてくれと言ってきた生徒もいました。僕にとってはそれが一番嬉しかったことです。

そしてこの大会に合わせて昇段試験も行われました。

昇段試験の方は6人受験させて2人が合格しました。この昇段試験も厳しい。。。

他のクラブの人でこの人が合格ならうちの生徒も合格やろ!って思う場面が多々ありました。

でも、ダメだったってことはもっと精進しろってことなんでしょうね。きっと...

生徒には、なんでダメだったのか質問責めにされました。

僕自身は、今まで練習してきた成果を出せていたので合格でもいいと思いましたが、

こういう国では日本と比べて、初段になるのは難しいようです。

落ちて悔しがってた生徒もいたし、泣いている生徒もいました。

この日に向けて一生懸命『投の形』を練習させてきたので、全員を合格させてやりたかったですが、

また次回の昇段試験に向けて準備していきたいと思います。

・・・ですが、ただいま道場がありません。

というのも、私が配属されて指導しているクラブの道場は、市役所の地下を借りてそこに畳を敷いて稽古しています。

ですが、その市役所が12月から改修工事を始め、予定では2月までそこを利用させてもらえません。

大会直前は、僕の家の前の芝生で稽古を続けていました。

でも、さすがにあと2ヶ月そうするわけにもいかないので、どこか新しい場所を探さなくてはいけません。

今はカウンターパートと一緒に新たに畳を敷いて稽古ができる場所を探しに行っています。

あと半年、ここが踏ん張り所です。

僕が、4年生だった時に2年生だった学年がこの3月でもう卒業ですね。

時の流れが恐ろしく早く感じます。
 
僕も任期が残り半年となりました。残りの期間でできる限りのことをやっていきたいと思います。
 
それから、山下先生を始めとした、武道学科の先生方にくれぐれもよろしくお伝えください。


今年も皆様方のご活躍をお祈りしています。
 
2008年度 武道学科卒業

JICAマダガスカル派遣柔道隊員 渡辺 和也

 

【写真 : 前列中央が渡辺君 と JICAマダガスカル派遣隊員の方々と】