第32回 山下旗柔道大会を視察しました

2010年07月06日

第32回山下旗柔道大会を視察してきました。

本法人事務局の小澤浩子の報告です。

7月4日(土)宮城県登米市登米総合体育館で第32回山下旗柔道大会が行われました。


参加チーム133チーム・795名の小中学生が一堂に会し、活気あふれる大会を取材してきました。

大会の歴史は古く、昭和53年(1978年)に豊里町の小さな公民館から始まったそうです。


毎年欠かさず、ご父兄やボランティアスタッフのサポートの下継続され、

3年前に登米市の総合体育館に会場を移してからは、

参加チームはさらに増え宮城県内からばかりでなく遠く福島・山形・茨城・岩手・秋田からも参加され、

相互交流が行われています。

東北の城下町・仙台から車で約1時間強、稲の緑のじゅうたんが続き、山々の緑を揺らす風が心地よく

北上川の滔々とした流れに悠久を感じる美しい山里の中の町でした。


 大会前日の夕方に柔道教室講師の山口香先生・本法人橋本敏明副理事長と会場を訪れましたが、

畳500畳にもおよぶ6試合会場はすっかり準備が整い、

豊里柔道クラブの皆さんが温かく出迎えてくださいました。

 


 当日は、会場に出向くと駐車場はワゴン車や大型バスでいっぱいで、

柔道着姿の3-4歳くらいのお子さんから、中学生とは思えないほど立派な体格の中学生、

おそろいのTシャツを着ている応援のご父兄ですでに熱気が漂っていました。


開会式が終わり、柔道着姿の山口香先生の柔道教室は800人の子供たちを前に

どのようなお話をされるかとワクワクと待っていました。


「きょうは『礼』についてお話します。」と始まり、相手に武器を持っていないことを示すために

手を前にしてお辞儀をすること、礼は相手の状況や立場そして目の高さも合わせて、

気持ちを通じ合わせて挨拶をするということを、子供たちに質問し、

実際にモデルとなってもらいながら、社会に出ても外国に行っても同じことだとお話しされました。

その後、自分の道場以外の相手を探し出して、打ち込みの練習。

得意技が同じもの同士で打ち込みの練習と指導が進み、その中には

自らコミュニケーションするすべや考えて練習すること、

相手のことが考えながら自分も高めることのノウハウがちりばめられている、

密度の高い柔道教室だったと、トップアスリートの凄さに感心しました。


 また、佐藤壽昭教育長の「柔道出身者が豊里を支えているんですよ」という一言は、

この大会をサポートしている本NPOにとっても嬉しいお言葉でした。

会場では、仲間や父兄の応援を受け白熱した試合が進み、みなさん生き生きとしていました。

この柔道大会に参加した青少年が、柔道の発展のみならず様々なことに力を発揮していってほしいと

心から願っています。


最後にこの大会の取材あたり、お世話になりました大会役員の皆様、

特に寺澤豊志先生・今野一幸先生、控室でご案内いただいたご父兄OBの皆様をはじめとする

豊里柔道クラブの皆様と大会運営に関わったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


 
【文責 小澤】