バリ島 『SENGOKU INTERNATINAL JUDO HALL』道場の報告

2007年06月21日 (木曜日)

早川信正理事が、昨年当法人が支援を行いましたNPO法人柔道で世界と手をつなぐ育成クラブの「SENGOKU INTERNATIONAL JUDO HALL」のオープニングセレモニーに参加しました。

----------バリ島 『SENGOKU INT’L JUDO HALL』道場開きに参加して-----------
                                          早川信正

  
 2007年6月2日、インドネシア・バリ島ギアニャールに元警視庁柔道師範仙石常雄先生が、永年の夢を実現されて開設された『SENGOKU INT’L JUDO HALL 』のオープニングセレモニーに、『柔道教育ソリダリテイー』のメンバー代表ということでお祝いに伺いました。
ギアニャールという町は、州都デンパサールから車で1時間ほどの北郊にあり、なかなかにぎやかな、活気ある町でした。先生の建てられた施設は、夜ともなると蛙の大合唱が聞こえてくるたんぼの中にあります。

 
 道場は、日本で言えば、ちょっとした町営武道館くらいの大きさで、試合場2面がたっぷり設置されている大きさです。日本の施設と違うところは、周囲を靴やサンダルなどの履物を履いたまま歩けるよう工夫されていること、クッション用として古タイヤをたたみの下に敷き詰めてあることです。日本から寄付され、式典直前についたばかりという古たたみもそれなりにりっぱに光輝いていました。
 

 式典では、仙石先生ご夫妻が民族衣装で盛装され、すっかり地元に溶け込まれたご様子で皮切りのご挨拶をされました。その後、インドネシア陸軍元参謀長、バリ州知事、バリ警察署長、バリ柔道連盟会長など要人の方々の挨拶が続き、道場のテープカットは、在バリ日本国岩田総領事がされるという盛大なものでした。(植松国家警察長官アドバイザーご臨席)施設は、この柔道場の他に、先生の居宅、日本からのお客様が泊まれる宿泊設備、談話スペースなどがあります。先生の退職金をつぎ込まれて建てられたとのことですが、日本でこのような施設を建設するとしたら、個人レベルでは到底無理なことであろうと思われます。先生は、この他に図書館を建設し、学校へ行けないこどもたちに勉強の機会を与えようと考えておられたようですが、『なにぶん、資金不足で』ということで、将来の夢としてとっておかれるということでした。

 先生の設立されたNPO“柔道で世界と手をつなぐ育成クラブ”は、奥様が日本で運営され、現地では“PJSIバリ柔道連盟”との全面協力関係の上で成り立っています。この運動の偉大なことは、いろいろな人々が、先生の考え方に共鳴され、骨身を惜しまない協力をされていることにあります。柔道指導は、在インドネシアの日本人柔道家やインドネシア人柔道家の方々、事務方は、現地に嫁がれた日本人の奥様、なにか行事があると協力してくれる地元警察、祭事には欠かせない祈祷師の先生のご加護等、皆が心を一つにされ仙石先生を支えられていることにあり、決して先生お一人のお力で運営されているものではない事が重要です。まさに“柔道を介して手をつなぎあって”という趣旨が具現されているものと考えます。このような運動をわがNPO『柔道教育ソリダリィテイー』が、支持し、協力の一端を担うことは、非常に意義深いものがあると思われます。事務局より託された寄付目録を参列者の前で仙石先生にお渡しした時、湧き上がる拍手に感無量の想いでした。

 私も出発前にさまざまな日本の柔道家の先生方から、『これを持って行って』とか、『仙石さんにこう伝えて』というご好意あふれるお気持ちを賜りました。バリで実際に仙石先生のご活躍を目の当たりにして、改めてそのような日本からのバックアップと後押しに目に見えない大きな支援の輪を背後に感じ取りました。

  
 道場開きのセレモニーの一環として、こどもたち30人による日イ対抗戦が、関根忍先生の主審で開催されました。それは、一本、一本の連続でとても素晴らしく、観客席は興奮のるつぼと化しました。結果は、14対1でインドネシア側の圧勝に終わりました。これでバリの人たちの柔道熱はいやが上にも盛り上がるでしょうし、ジャカルタ・ジャパンクラブ柔道部のこどもたちも改めて負けん気を起こして、研鑽に励んでくれることでしょう。

 仙石先生の道場運営方法は、日本から寄付された古柔道衣をストックし、それぞれの人にあったサイズを貸し出し、自分で管理してもらうというやり方です。もし道場に通って来なくなった人が出たら、返納してもらうという制度で運営されています。もちろん授業料は、無料とのことです。さらに柔道教授だけではなく、将来的には、学校に行けない貧しい家庭のこどもたちにも自前の図書館でボランテイアを先生として、簡単な勉強や読書のお手伝いをしてあげたいとの事でした。そのような社会の底辺のこどもたちの中から、柔道をやることにより観光産業の警備員などへの道を開けてあげればうれしいとおっしゃっていました。“道場開き”にあれだけ軍や警察関係、はては有力なお役人が来られたという先生の人脈を持ってすればあながち夢とは言えないのではないかと感じ入った次第です。また、すぐ近くの小学校では全校生徒360人全員の授業として柔道を正式に採り入れたいとのオファーも来ているとのことで先生はうれしい悲鳴をあげておられました。

 “道場開き”に引き続き、日本から駆けつけられた葛飾区の有志によるダイナミックな“よさこい踊り”“居合道演武”また地元の若い女性たちによるレゴンダンスなど日イ入り乱れての競演は、バリの月明かりの下、そこに集まった人たちの心を浮き立たせ、渾然一体となり、国と国の境など忘れてしまうようなすばらしい夜をつくり出していました。

コメント

初めまして、仙石先生、昨年仕事の帰りに少しの時間があり、バリ柔道連盟の会長さんと、日本人の事務をお手伝いをされていた女性の方(お二人とも今お名前を忘れてしまい済みません)のご紹介で、お邪魔したその日に稽古をする道場に見学させて頂き、子供達の元気に柔道の稽古をする姿と、純真な姿を見せて頂きとても感激いたしました。
またぜひ機会が御座いましたらお邪魔して稽古をさせて頂きたく思います。
それで、ホームページに私の事も載せて頂き感激いたしております、しかし、少し内容が違っていたのでご訂正をお願い出来ればと思いましてメールさせて頂きました。
訂正箇所は、横浜市柔道協会会長となっておりましたが、横浜市の理事をさせて頂き、横浜市南区練成会と申します会の会長をさせて頂いておりますので、出来ましたらご訂正をお願い申し上げます。
今後ともご活躍を日本の地よりお祈り申し上げます。

誠に勝手を申しまして申し訳御座いません、今後とも宜しくお願い申し上げます。

初めまして、仙石先生、昨年仕事の帰りに少しの時間があり、バリ柔道連盟の会長さんと、日本人の事務をお手伝いをされていた女性の方(お二人とも今お名前を忘れてしまい済みません)のご紹介で、お邪魔したその日に稽古をする道場に見学させて頂き、子供達の元気に柔道の稽古をする姿と、純真な姿を見せて頂きとても感激いたしました。
またぜひ機会が御座いましたらお邪魔して稽古をさせて頂きたく思います。
それで、ホームページに私の事も載せて頂き感激いたしております、しかし、少し内容が違っていたのでご訂正をお願い出来ればと思いましてメールさせて頂きました。
訂正箇所は、横浜市柔道協会会長となっておりましたが、横浜市の理事をさせて頂き、横浜市南区練成会と申します会の会長をさせて頂いておりますので、出来ましたらご訂正をお願い申し上げます。
今後ともご活躍を日本の地よりお祈り申し上げます。

誠に勝手を申しまして申し訳御座いません、今後とも宜しくお願い申し上げます。